学校案内
学校紹介
挨拶
本校は、創立104年という歴史と伝統を礎に、確かな看護力を有する助産師・看護師の育成を目指して日々邁進しています。
また本校を巣立った数多くの卒業生が、温かな看護の心と使命感、確かな技術力をもって、様々な医療現場において活躍しており、その社会的貢献も大きく評価されています。
現在、医療現場においては、少子超高齢化社会の進展や疾病構造の変化等により終末期医療や在宅看取りなど在宅ケアの充実が求められ、助産師や看護師へのニーズは病院だけではなく、福祉・介護施設や老人ホーム、訪問看護などの分野に拡大されています。すなわち、助産師や看護師には国民の健康をチーム医療の一員として支える役割とあわせて、地域医療の最前線における活躍に大きな期待が寄せられています。
医療は、日々進歩し進展しています。看護においても、それらの新しい知識・技術を確実に身につけるとともに、これまで以上に【人間愛にあふれる温かな看護の心】を育むことが重要となっています。本校では、新カリキュラムによる幅広い分野にわたる講義や実習、さらにはiPadの活用や充実したシミュレーション教育等を通じて確かな看護力を養うとともに、様々な学校行事やキャンパスライフにおいて豊かな人間力を高めていただきたいと考えています。
看護の道を目指される皆さん、一人ひとりの想いを大切に、その「夢」の実現に向けて、教職員一同、全力でサポートしてまいります。皆さんのご入学を心からお待ちしています。
校長 松井 道宣(京都府医師会会長)
教育理念・教育目標
本校は、
地域で暮らす人々の生命と
健康と暮らしを守るために
慈愛・知性・勇気を基盤とした
教育を実践します。
慈愛とは、人間愛をさします。
知性とは、看護に必要な知識・技術をさします。
勇気とは、自ら考え高い倫理観と責任をもって行動することをさします。
慈愛・知性・勇気を基盤に生命の尊厳と人権を尊重できる感性豊かな人間性と専門職業人としての倫理観を養い、科学的な根拠に基づいた判断力・問題解決能力・実践能力を育みます。
また、地域住民から託され本校に根づいた3本のナギ(梛)の木の苗のように看護に必要な根を本校でしっかりとはりめぐらし、地域社会に貢献できる看護職者を地域に根づかせることができるよう、保健、医療、福祉分野との協働、保健医療福祉チームの一員として、多職種と連携・協働できる能力を養います。加えて、凪のように穏やかな心を持ちながらもナギの葉のような強靭な心でもって専門職業人としての資質向上を目指し、生涯にわたり自己研鑽できる人材を育成します。