学校案内
京都府医療トレーニングセンター

全国の医師会で初めて京都府医師会が開設した施設が、「京都府医療トレーニングセンター」です。

講義・講習だけでなく、高機能シミュレーターやシミュレーションラボを活用することにより、医療、看護、介護の現場で必要とされる最新技術の習得を目的とした生涯教育施設です。

医療現場では、患者さんの負担を軽減しながら、医療従事者が自信を持ってより確実に技術提供することは、信頼関係の構築に大きく影響します。トレーニングセンターでは、実際に模擬事例シミュレーションを繰り返し、講義で得た知識を「現場で役立つ実践的な技術」として習得します。

医療行為を行う前に十分なトレーニングを積むことで、実践力を育むとともに患者さんの心理的変化をイメージする機会を多く持ち、より確実な技術提供の重要性を学びます。

「安全に失敗できる」「失敗から学ぶ」
どんなことにも“初めて”があります。「失敗したらどうしよう」「できるだろうか」という不安や心配を払拭してくれるのが、高機能シミュレーターによるトレーニングです。何度も失敗をして振り返り、やり直しができるので、失敗するポイント、理由が理解できるようになります。この繰り返しこそが技術を向上させ、確実な技術提供ができるという自信に繋がります。

瞬きをしたり心音が聞けるリアルさに驚きながら、たくさん失敗をして、うまくできたところを自分で見つけていく。このプロセスを大切に学習しています。